◆これから習字を習いたいと思っている方へ◆
　僕は小学３年生から中学３年の７年間日本習字の書道教室で書道を習っていました。
書道には毛筆部（筆）と硬筆（鉛筆）の部があるのですが、毛筆についてはこの7年間で生徒部の最高段位である八段に合格しています。
　最高段位なんてすごい！才能だよって言われたりしますが、僕の同級生も同時期から教室から通いはじめ、同じく中学３年生で八段を取得しています。むしろ彼のほうが早かったくらいです。
　字は努力すれば必ず上手くなるので、字が綺麗になりたい！と望んでいる人は時間はかかりますが習字を習うことをおすすめします。

◆習字を習うメリット
◉冠婚葬祭時の記名
　パソコンで文字を打つことが多くなり字を書く機会は少なくなりつつありますが、やはり今日の漫画のような冠婚葬祭時には綺麗に文字がかけるととてもメリットだと思います。受け取った側も文字が綺麗かどうか少なからず気になるものです。
◉レベルアップが実感しやすい
　個人的な意見ですが、位が細かく設定されていて段がどんどん上がっていくので上手くなっていく実感ができます。数値としてレベルアップしているのがわかるので次の段頑張ろう！とやる気を維持して続けることができる習い事だと思います。
　特に僕の場合は同時期に入ったライバルのような存在がいたので、その子が早く段があがれば、くやしくて頑張る、ということがお互いにそれをできていました。子供を習わせる場合は１人だけじゃ無くて兄弟や友達と一緒に習わせると早く上手くなれるかもしれません。
◆デメリット　
　普段の字が全て綺麗になるわけではありません、僕は正直普段は字が汚いです。
集中して書かないと字がぐちゃぐちゃで自分でも読めない時があります。会社で議事録を書いたりするときがあるのですが、よく読めないと返されたりすることがあるくらいです（泣）
集中して綺麗にかいた時にその能力は発揮されます。
　ノートを取るのが汚いから字を綺麗になりたいと思っていても、僕みたいにせっかちな人だと字を速く書こうとして結局字が汚いままなので習う前に考えてくださいね（笑）

◆子供に習わせるか？
嫁子とよくこの会話をします。嫁子は字が汚いので、字が綺麗なほうがいいから習わせたいと言います。僕は正直どちらでもよくて子供が続きそうならさせるし、別に興味がないなら習わなくていいと思っています。字で得してるのは正直冠婚葬祭の時くらいだからなぁ…
僕の場合は習字やってて楽しかったので習っていて正解だったと思います。